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鉄槌

2008/08/31 23:05 

鉄槌 (講談社文庫)鉄槌 (講談社文庫)
(2005/07)
ポール リンゼイ

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大都会シカゴの刑務所に、移動も無害化も不可能な超大型爆弾が仕掛けられた。
自らも犯罪に手を染めるFBI捜査官キンケイドは、正義感の強い同僚オールトンとコンビを組み、捜査に当たることになる。
だが、緻密にして大胆な犯人の真の目的が明らかになったとき、事件は思いも寄らない方向へ動き出す。



以下、結末に触れている感想なのでご注意ください

ポール・リンゼイの小説は‘マイク・デブリン捜査官シリーズ’読んで以来のファン。
作者自身が元FBI捜査官ということもあり、この機構の持つ細かな部分も緻密に描かれているのが興味深く面白いのです。
ハードボイルド、ミステリ、サスペンス、スリルありで、小気味良いテンポの展開は最後まで飽きさせません。

そんな著者の本作はいままで三作出ている‘マイク・デブリン捜査官シリーズ’ではないけれど、やはりFBI捜査官であるジャック・キンケイドが主人公。
デブリン捜査官シリーズに惚れこんでいた私は、彼が主人公じゃないもんだから、購入したはいいけどなかなか読む気になれず随分と長いこと積読状態でした(^^;
やっとその気になって(…というか、未読と思い出して;)読み始めたら、いやはや面白いのなんの。
デブリン捜査官のような誠実さもかっこよさもない、とことん落ちぶれたジャック。
ある大きな事件で、ガンで片足を失った黒人捜査官・オールトンとコンビを組むことになって、彼の持前の行動力や優れた観察眼が事件を解き明かしていきます。
事件解明への緊迫感はもちろん、最初はぎこちなかったキンケイドとジャックのコンビが徐々に噛み合って、それなりの絆を深める様子は爽快で、ときにじんわりときます。


以下、ネタばれなので反転。

それだけにラストの展開にはたまらないものがありました…。
ものすごい喪失感でいっぱいになります。
犯罪はする、賭け事はする、だらしない、と決して良い捜査官ではないジャックだけにああいったラストにするのも納得ではありますが…。
でもシリーズ化して欲しかったなぁ(T_T)

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